これでいい。Tony Smithを手に入れた話
Paul Reed Smith、それはエレキギターにおける一つの憧れ…
ぶらっと立ち寄った万代書店でひと目見ただけで欲しくなってしまったギターがこちら。
ギターをちょっとでも知ってる方なら、お?となったのではないでしょうか?
そう、あの高級ブランドPaul Reed Smithのギター…
ではなく、Tony Swithのギターです。
値段は5千円ととってもリーズナブル。
シルエットだけで見たら、Paul Reed Smithそっくりです。
出典:https://item.rakuten.co.jp/jumblestore/2332480225085/#PopUp1584238847944226
普段なら40万円以上もするPRSのギター、みたいなギターを5000円で手に入れてしまったのです🎸
もしかして、Tony Smithでいい?
約半年前、Fenderのテレキャスターを手に入れた私。
それはもう素晴らしいギターなのですが、理想のギターを見つける旅はまだ終わっていませんでした。
とはいえ、すでにテレキャスターを買っているため、ギターにかけることのできる予算は微々たるもの…
そうして出会ったのが、こちらのPRSライクなギターでした。
Tony Smithについて色々と調べてみても、出てくるのは同姓同名の美術家の方ばかり。
こちらのメーカーはもしかすると、激安ギターメーカーかなにかで、表に出てこないようなアレなんでしょうか?
知っている方がいらっしゃれば教えて下さい。
電装部品を見てみる
裏蓋をあけて、Tony Smithの電装部品を見てみましょう。
知ってた。
ガムのようなコンデンサに実家のような安心感を感じます。
これは安いギターでよくあるパーツ類ですね。本物のPRSならこのような部品を使うことはまずないでしょう。
あと、ジャックが貧弱で、シールドを差し込んだときに頼りない感じがしました。なので交換します。
Switchcraft製のものに交換しておきました。この安心感はたまりませんね。
続いてピックアップです。こちらは結構しっかりとした音が出ました。というか、4-5万円のギターよりよさそうな音がしました。
しかし、PRSのギターにより近づけようという気分になったので、ここも交換していきます。
フロントがAir Nortonで、リアをPAF Masterにしました。どちらもFスペースです。
ピックアップのほうが本体価格よりも圧倒的に高価ですが、気にしないこととします🙈
ピックアップを交換すると、ものすごくコシがあって艶やかな音がでるようになりました。
ギターそのものの音がよくなったというより、ピックアップがいい音するだけじゃね?というのはナシですよ?
ピックアップ交換のついでにコンデンサをオレンジドロップ0.022μFのものにしました。
そうして一通りいじり終えたのがこちら。
もはやパッと見はPRSのギターです。というか、ピックアップをゼブラ柄にしたおかげでPRSの廉価グレードPRS SEと瓜二つになりました。
高級路線でいくなら、ピックアップはゼブラ柄にしないほうがよかったかも…?
でも、ゼブラ柄にしたこともありデザインは気に入っています🙆♀️
あと、音もすごくよいですね。ハムバッカー2発の構成のギターやはり好きなのかもなぁと再確認できました。
フレットについても、24フレットの指板になっているため、表現できる音楽の幅が広がり、大変重宝しています。
まとめ
今回はPaul Reed SmithならぬTony Smithのギターを手に入れて改造しました。
やはり安くてお手頃なギターは好きなようにいじくりまわせるのでいいですね。
見た目がPRS風なのもGood!!
音楽とともに過ごす時間もいいものですね。