テレビ録画環境をSSDで整備したら動作音レスで快適になった
我が家のテレビはAmazonのFire TV Stickからの映像を再生するモニターとして使っているため、すっかりテレビとしての機能が活かされていません。
私の場合、YouTubeやPrimeビデオ、DAZNがあれば全て事足りてしまうのですが、テレビはテレビで面白い番組があります。
ちなみに、「なんでも鑑定団」や「和風総本家」あたりが好きですね。リアルタイムで見るのはアレなので、基本的に録画して見ています。
しかし、テレビ周辺を掃除しているときに録画用のHDDを落として壊してしまったので、ここ数ヶ月はテレビは全く見なくなってしまいました。
そうだ!テレビ録画用のHDDを買おう!ということで、今回はSSDを買いました(HDDはどこいった)
HDDとSSDの違いについて
テレビ録画の保存先としてHDDがよく使われています。
HDDはこんな感じのもので、なかに磁気ディスクが入っていてそこにデータを記録しています。
ざっくりいうと、レコードのように磁気ディスクを磁気ヘッドが読み取るような仕組みになっているので、HDDはカリカリという動作音がします。
また、HDDは価格あたりの容量が大きく、1万円未満で数TBの容量のHDDが購入できるケースが多いです。
この容量が大きければ保存できるデータが大きくなるので、録画できる番組数が多くなるというということですね。
そのため、テレビ録画ではHDDがよく使われています。
一方、今回私が購入したSSDはというと、HDDと比べて価格当たりの容量が小さく、1TBの容量だと軽く1万円を超えることが多いです。
テレビ録画にはHDDのほうがコスパいいじゃんってことなんですが、私としてはSSDにした理由がいくつかあります。
- SSDは動作音がほぼ無音である
- SSDは衝撃に強い
- SSDは省電力である
この3つの理由によって、私はコスパを完全に無視して購入するに至りました(迫真)
SSDをテレビに接続してみる
こちらが購入したSSDです。Micron製のCrucial MX500 1000GB(=1TB)で、価格は1.3万円ほどでした。
で、これだけだとテレビに接続ができないので、テレビに接続する用のケースも用意しました。
このケースは元々持っていたものです。USBケーブル1本でSSDの電源とテレビとの接続の両方を担ってくれます。
ちなみに、一般的なテレビ録画用のHDDの場合、テレビ接続用のUSBケーブルのほかに、HDD用の電源としてACアダプターが付属することが多いです。
SSDの省電力性能がちょっとばかし伺えますね。
で、ケースにSSDをセットするとこんな感じです。
で、これをテレビ背面のUSBポートに接続します。SSDは割と適当に扱っても大丈夫なので、この辺りにケーブルまとめて置いておきます。
これにてSSDの接続は完了です。ACアダプターが必要ないのはコンセントも圧迫しないし、いいかもしれませんね。
録画チェックしてみる
私が使っているテレビはAQUOSなのですが、SSDを接続して電源をつけるとこんな感じの画面が出ました。
初期化を選択するとあっさり完了。思ったよりすんなりいきそうですね。
ここで、録画可能時間の確認をしてみます。どうやら1TBの容量だと約90時間ほど録画できるようですね。
ドラマをシリーズまるごと保存は難しそうですが、見て消してをするならば容量的には問題なさそうです。
試しに「じゅん散歩」を録画してみることにしました。
録画中、SSDのケースのLEDが青く点滅していました。どうやらうまく録画できていそうです。
しばらくすると、録画完了していました。途中から録画したので中途半端な時間になっています。
試しに再生してみると、最後まで無事に録画されていることが確認できました。
設定まで一通り完了したので、あとはしばらく使って様子を見たいと思います。
まとめ
今回はテレビ録画用にSSDを購入しました。
使ってみて思ったことは、動作音が全くしないのですごく快適だということです。
以前使っていたHDDはテレビ起動時と録画実行時に「ブーーーーーーーン」という低音が響いていたのですが、SSDは全く音がしません。
また、録画リストの表示が速くなったように思います。実際、SSDはHDDの2.5倍~3倍ほどのスピードが出るのでそれもあるかもしれませんね。
SSDはHDDと比べてコスパはイマイチで、テレビ録画用に使うというのもなんだかもったいない気がしますが、私の用途では正解でした。
ちなみに、最近ではSSDはノートパソコンのストレージとして使われることが多いです。
ノートパソコンのストレージをSSDに換装するだけで目に見えて動作が快適になるので、ノートパソコンにSSDはおススメです。